西条 旧登記所跡
筑北の谷間では明治20年代後半に入ると隣の四賀村で発掘された炭鉱の延長で、村内至る所で石炭採掘がおこなわれました。
その為に沢山の「鉱区権」を設定する必要が高くなり、地主や炭鉱事業者などが資金を出し合い、裁判所松本支所の許可を得て、西条に登記所を開設しました。
その後、今の安曇野市明科に登記所が移転するまで、筑北での登記はこちらでおこなわれ、その建物は旧本城村資料館として使われ現在に至っています。
完成したときの写真と、現在の姿を紹介いたします。
今は資料館になっています。普段は鍵がかかっていますので、中を見たいときは筑北村役場で開けてもらうことになります。
こちらに来てから気になっていた建物ですが、登記所の後とは珍しくて驚きました。
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